アメ車のユーザー車検にGO!~NOVA本番編~

NOVA
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シボレー・ノバの車検の日がやってきました。

ユーザー車検にトライするにはそれぞれの車種に対するポイントを確認しておくことが大切です。
今回は、ノバでユーザー車検にトライした経験を情報としてお届けします。

ノバを購入してから5回目の車検となりますが、初回の新規登録から全て筆者がユーザー車検で通しています。

しっかり要点を抑えていれば難しいということも無く、ご自身でも通すことができます。
せっかくの愛車なので是非自分で車検にトライてみませんか?

車検は車の安全性を保つための大切な作業です。
この記事では『ユーザー車検当日』について書いていきます。
しっかりと準備をして臨みましょう!

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車検準備

事前登録(予約)

ユーザー車検を受けるにあたり、事前に予約が必要になります。

自動車検査インターネット予約システム

こちらのサイトより、はじめての場合は『アカウント登録』から車検の予約を行います。

準備(おさらい)

ノバは1971年製造なので『昭和46年12月31日』の保安基準になります。

①速度表示
 速度表示がMile/h表示の為、Km/h表示を書き加えます。

②クラクションマーク
 無い場合は明示が必要です。

③リアのサイドマーカーランプ
 リアのサイドマーカーがヘッドライトに連動して点灯します。
 しかし、赤色に光る為車検不適合になるので球を外します。

④サイドミラー
 アメ車は助手席側のサイドミラーが無い場合が多いですが、車検不適合になるので取り付けます。

⑤ホイールナット
 ホイールのラグナットの緩み確認をするので、
ホイールキャップなどで確認できない場合は外しておきます。

⑥排ガス
 排ガス検査に受かりやすいようにアイドリング回転数を上げていきます。
 (個人的に止まるかどうかぐらいの超低回転数が好きな為調整します。)

車検

それでは、いよいよユーザー車検に挑みたいと思います

事前予約した車検場に到着したら、車を降りる前に『総走行距離』を確認しておきましょう。

事前予約した時間に車検場へ行きます。
受付窓口で予約していることを告げると、横の端末で現在の車検証のQRコードを読み込むように指示されます。

QRコードを読み込むと、左のような画面が出るので、書類3種類を選択し、印刷開始を押します。

(印刷された書類は必要箇所がすでに記入された状態ででてきます。)

書類

受け取る書類
  • 自動車検査票1
  • 継続検査申請書
  • 自動車重量税納付書
自動車検査表1
自動車重量税納付書
継続検査申請書

それぞれの書類に名前や現在の走行距離などを記入します。

『継続検査申請書』の「走行距離表示値」の欄の右枠に”2”と書き込むことで、
車検証に記載される総走行距離の単位が”Km”ではなく”mi”で記載できます。

書類の記入をしたら、印紙と証紙を購入します。

重量税印紙』『審査証紙』『登録印紙
この3種を購入します。

重量税印紙を自動車重量税納付書へ
審査証紙登録印紙を自動車検査表1へ貼り付けます。

自賠責保険

多くの場合、車検のタイミングで自賠責保険も延長します。

車検合格後の期間をカバーできる自賠責保険の加入が必要になります。
基本的には、現在の保険期間に2年を延長加入します。

こちらも建物を移動する場合があります。

筆者
筆者

自賠責保険を取り扱っている保険代理店や中古車販売店などで事前加入しておいてもいいと思います。

書類確認

ここまで準備できたら、最初に書類を受け取った受付窓口へ向かい、書類の不備がないかを確認してもらいます。

問題がなければ、いよいよ検査コースへ向かいます。

検査

検査コースの建物から、白線でコースラインが引かれています。
基本的には『マルチコース』に並びます。

この日は空いていましたが、時期により大行列になります。

コースを待っていると、後ろに並んだ方から声をかけられました。
十数年前にNOVAに乗っていたという女性の方でした。

コース並び中もずっと車の話をできたので、待ち時間があっという間でした。

目視検査

それではいよいよ検査を受けます。

検査コースでは、建物に入る直前に係員による目視検査が行われます。

動作確認検査
  • 灯火系
    ヘッドライト
    ウインカー
    ハザード
    バックライト
    ナンバー灯

等を確認します。
その時々によって確認項目が変わります。

ノバの年式はウォッシャーはありません。

車両から降りてボンネットを開けるように指示されます。

その他目視検査
  • 原動機の型式
  • メーター灯
  • クラクションマーク
  • シフトマーク
  • 発炎筒
  • 車体番号

機械計測5種

機械測定5種
  • サイドスリップ検査
  • スピードメーター検査
  • ブレーキ検査
  • ヘッドライト検査
  • 排気ガス検査
  • 下回り目視検査

係員による目視検査が終わると、機械測定5種の検査に進みます
目視検査で不合格箇所があった場合にもそのまま、機械測定へ進みます。

機械測定はすべて建物内で行います。

続いて機械測定5種です。
①サイドスリップ OK.
前輪の横滑り量を測定します。

②スピードテスト OK.
時速40kmまでアクセルを踏み、パッシングなどで知らせます。

③ブレーキテスト OK.
フットブレーキとサイドブレーキの効き具合と左右差を確認します。

④ヘッドライト OK.
光軸と光量を測定します。
ノバの年式はハイビームにて測定。
左のライトが再検査と出ましたが、合格でした。

⑤排ガス OK.
排気ガスのCOとHCの数値を測定します。
ノバの年式はCO4.5%以下、HC1200ppm以下。

待機時間が長くアイドリングが続いた場合は、測定直前に数秒空ぶかしをするのが常套手段です。

筆者
筆者

キャブ車の場合はこの数値を下回るように調整(アイドリング回転数を上げて、ミクスチャーを絞る)すると、エンジンの調子は悪くなる傾向にあると思います。

⑥下回り検査 OK.
検査官が車体の下回りの検査を行います。
「ブーツ類の破損」「オイル類の漏れ」「ボルトの緩み」等を検査します。

この時、大きく揺らされるので壊れやすい荷物などがあれば注意しましょう。
また、重ステ車は絶対にステアリングから手を放しておきましょう。

というわけで、一発合格でした!

不合格の場合は再調整と再検査

同日に2回まで再検査を受けることができます。
また、再検査は不合格箇所のみの検査となります。

最寄りの予備検査場で調整してすぐ終わる場合は、当日中に再検査し、合格もできます。

車検終了

以上で車検終了です。

全ての検査が終わると、書類一式と古い車検証と引き換えに新しい車検証とステッカーを貰います。

車検費用

車検費用金額
車検検査費用2,300
重量税34,200
自賠責保険 (25か月)18,160
合計費用54,660

無事に合格ができました!!!

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