アメ車にヤフオクの汎用カーエアコンを取り付ける

ヤフオクのカーエアコンの取り付け NOVA
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。基本的に筆者が実際に使用している商品・類似品を掲載しています。

ずっと悩んでいた吊り下げ式の汎用クーラーキットの値段が下がっていたので、思い切って買ってみたのでノバに取り付けしたいと思います。

ショップにお願いすると、工賃が20~30万円ほどかかるとの事なのでDIYでトライしてみます。
ドライバーやレンチ、ニッパーなどの一般的工具のほかに、グラインダーやエアコン取付でしか使わない真空引きポンプなどの用意が必要です。
(真空引きとエアコンガス注入は車屋さんでやってもらうのもいいと思います。ポンプキット買う値段と工賃はトントンぐらいです。)

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キットの内容

今回取り付けるのはヤフオクで買った汎用吊り下げ式クーラーキットになります。

①エバポレーター(室内機)
②コンデンサー(電動ファン&シュラウド付き)
③コンプレッサー
④レシーバー
⑤高圧、低圧、中圧×2 のホース
⑥室内機とコンプレッサーのステー  
⑦リレー
⑧Oリング

R12用と134a用があります。R12用でも134aガスで使えると書いてありますが、Oリングが侵されるので134a用の購入をお勧めします。(コンプレッサー内のパッキンは簡単に替えられない為)

筆者が購入したキットは肉厚ホースタイプでカシメが不要です。(低圧のみ圧力ゲージ接続口があります。) 
キットによってはホースが無いものもあります。その場合自作で作る必要があります。

コンプレサーの注意事項以外一切の説明書が付いておりません。配線の仕方や、ホースのつなぎ方、ガスの量など何も書いていないので自信のある方向けだと思ってください。
(筆者は初トライで成功しました。)

ガス量は600gが規定量のようです。(圧力なども見ながらガス注入しましょう。)

エバポレーター(室内機)

エバポレーター(室内機)

横40㎝、奥行35㎝、厚み15㎝程です。

吊り下げようのステーと、排水用のドレンホースが付いています。
排水口が室内機奥側の両端2か所にある為、ホースを切って、T型ジョイントで繋ぎ、一本にまとめて室外排出を行います。

また、中圧ホースと低圧ホースの接続口は室内機奥右にあります。

コンプレッサー(KPR-96)

コンプレッサー(KPR-96)

134aガス対応のVベルトプーリータイプになります。

適正オイル量は90-120ml。
購入時に80ml封入されています。
ホース接続口の黒いキャップを外して傾けるとオイルが漏れるので注意

コンデンサー

コンデンサー

横45㎝、縦40㎝、厚み3㎝程のサイズです。

裏面には電動ファンとシュラウドが取りついています。ボルトで付いているので不要であれば外すことも可能です。

ホースと小物類

ホースなど

左上:室内機とレシーバー (細)
右上:レシーバーとコンデンサー(中細)
左下:コンデンサーとコンプレッサー(中太)
右下:コンプレッサーと室内機 (太)

そして、
レシーバー (ステー付き)
Oリング
コンプレッサーステー
コンプレッサーとホースのジョイント
写真外で、リレーも付いています。

その他自分で別途用意するもの

①各種取り付けボルト類
②配線用電線とコネクター(ギボシなど)
③コンプレッサーのマウントステー
④Vベルト(AもしくはBタイプで長さは取り付け位置により変わります)
⑤エアコンガス600g(200g缶×3本)と追加用のコンプレッサーオイル10~30ml程度。

取り付けイメージ図

イメージ図を描いたので、参考にして取り付けしていきます。
クリックで拡大表示できるので画像は自由にお使いください。(転載する場合はこの記事のリンクをしていただけると幸いです。)

配置図
配線図

取り付け

まずは、大まかな配置を決めていきます。

コンデンサー取り付け位置

配置が比較的簡単なコンデンサーから付けました。
追加で穴を極力あけたくなかったので、既存の穴やボルトを使用して取り付けしました。
ラジエーターとは3㎝程隙間があります。
電動ファンとシュラウドは不要な為外しています。

レシーバー取り付け位置

レシーバーです。
ガスの流れる向きが決まっているので、間違えないようにしましょう。(ホースの径が違う。)
写真に向かって右側がコンデンサー、左側が室内機へと向かうホースです。

取り付け用のボルトや、締め付け用のボルトと蝶ナットは自分で用意が必要です。

ガス量の目安にサイトグラスはあまりなりません。

コンプレッサー取り付け位置

一番苦戦したコンプレッサーです。
ノバのクランクプーリーが3ベルトプーリだった為、一番エンジン側のプーリー溝を使用しVベルトをかけようとしましたが、良い位置がなかなか見当たらず、パワステポンプの回転軸を跨ぐ奇跡的な位置に決定。

紐を使いざっくりの長さを測定し、Vベルトを購入。(49インチがちょうどでした。)

コンプレッサーの黒いキャップはすべての位置が決まるまで取らないようにしましょう。 中のオイルがあふれてきます。

オイルが入っている為、コンプレッサーの角度は黒いキャップを頂点に、30度までしか傾けてはいけません。 逆さまに付けるなどはできません。

扇ステーは付いていますが、土台のステーは自作が必要です。

参考までに。
こちらがシボレー350エンジンの一般的?なコンプレッサーの取り付け位置です。

右上がエアコンのコンプレッサー。
右下がパワステポンプ
左上がウォーターポンプ
左下がエンジンのクランクプーリーです。

エバポレーター(室内機)は助手席足元へ付けることにしました。

吊り下げステーの金具は付いています。
こちらのステーも、既存のネジ穴を利用して取り付けしました。

バルクヘッド貫通加工

取り付けに関しては全て既存の穴やボルトを使用したため、穴あけなどの加工は一切行っておりませんが、唯一車体に穴を開ける必要がある室内機へ出入りするホース用の穴をバルクヘッドに開けます。

室内機を一度取り付け、ホースの接続口の位置を確認し、当たりを付けて穴を開けます。

縦4㎝、横10㎝程の穴を開けました。

切断面は錆防止のため、シャーシブラックを塗り
さらに、ホースへのダメージを軽減するため、コの字型のプラスチックをはめ込みました。

また、室内機の排水ホースもこの穴を通して車外に排水するようにしました。

コンプレッサーの取り付け

コンプレッサーのステーは扇型のステーのみが付属しており、土台はありません。
その為自作する必要があります。

Vベルトのかけ方でコンプレッサーの場所が変わる為、土台は車種ごとに変わるので自作が必要になります。

3㎜厚のアルミ板を2枚重ねて土台となるステーを作りました。
へダースのボルトを使用し、エンジンにアルミ板を固定。

コンプレッサー底面

そのアルミ板に、固定する用のL型ステーを

コンプレッサー底面のマウント用の穴に取り付けます。

ちなみに、マウントの穴は8㎜径です。

写真の黒のL型ステーの上下が逆でした。

実際に取り付けるとこのようになります。

ぎりぎりパワステポンプに当たらない扇形ステー。
ぎりぎりパワステポンプ回転軸に当たらないVベルト。
ぎりぎりアッパーアームに当たらないコンプレッサー。
色々ぎりぎり奇跡の配置です(笑)

扇形ステーのコンプレッサー側の穴もM8ボルトです。

配管繋ぎ

全ての位置が決まったので、4本のホース配管を繋いでいきます。

ホースの配管はそれぞれ太さが異なるので繋ぎ間違えは起こらないと思われますが、念のため参考図を見ながら行います。

Oリングはこのように付けます。
こちらもホースの太さに応じて4種類が予備を含めて3枚ずつの計12枚付いています。

※配管のコネクションはOリングタイプで家庭用エアコン等向けのフレア加工タイプではありません。

室内機配管

室内機にはこのようにつながります。

上側の太いホースはコンプレッサーの手前側へ。(低圧ホースのガス注入口が付いていますが、そちらはコンプレッサー側にします。)

下の細いホースはレシーバーへつながります。

それぞれ2mほどの長いホースです。

この時、排水ホースも一緒に取り付けます。

上の写真の赤い配線の真下の黒いチューブ。こちらが排水口になります(排水ホース接続済み)。
室内機の反対側にも付いているので計2か所から排水されます。

その排水を付属のT型ジョイントと排水ホースを使って、この写真のように排水ラインを作ります。
左が室内機向かって左側の排水口へ。右が室内機向かって右側の排水口に繋ぎ、ホース下を車外に出すことで、室内機で発生した水を車体外に排水します。
接続口から水が若干漏れるので、それぞれをタイラップなどで縛っておくことをお勧めします。

コンプレッサーは配管接続口にオイル漏れ防止のために、黒いキャップが付いているので、キャップを外したのちに、付属のホース接続口を取り付けます。

コンプレッサーの配管

コンプレッサーの手前側が室内機の上側へつながります。
コンプレッサー奥側はコンデンサーへつながります。

コンデンサーの配管

コンデンサーは下がコンプレッサーへ繋げ、
上がレシーバーへつながります。

レシーバーの配管

レシーバーは向かって右側がコンデンサーへつながります。
左側が室内機へとつながります。

これで、配管まで終了しました。

電気配線

それではいよいよ取り付け最後の工程。電気配線です。

配線図も説明書が無いため、参考図を見ながら配線していきます。
※画像の色はキットの配線色と合わせました。
※ヒューズボックスからバッテリーの緑線とコンプレッサーからボディアースへの黒線はイメージ線(配線済み)の為、作業時の配線は不要。
※コンプレッサーからエンジンブロックへはボディーアースの為配線の必要はありません。

室内機配線図

先ずは室内機から繋いでいきます。

中央のA部分がグランドアースになります。
Bの緑線はバッテリーのプラス(ACC)へ繋ぎます。
Cの赤線はリレーへ繋ぎ、コンプレッサーのスイッチとして機能します。

室内機グランドアース

グランドアースから繋いでいきます。
車体側のグランドアースポイントは、金属むき出しの部分につながるボルトなどに繋げればOKです。
旧車はあらゆる場所に金属が使用され、またそれぞれがボルトなどで結合されているので、どこのボルトに繋げても多くがグランドアースになります。

次に、緑線。
こちらはバッテリー+につなぐのですが、
直接バッテリーにつなぐと常時駆動になってしまうので、ACC(アクセサリ)端子へ繋げます。

赤線はリレーへ繋ぎますが、直接リレーへ繋ぐのではなく、間にレシーバーを経由させます。

分岐パーツを使って、ラジオのACC配線へ割り込みをさせました。

こうすることで、キーオンもしくはキーACC位置でのみ駆動するようになります。

レシーバー配線

室内機の赤線がこの写真の上からきている配線です。

レシーバーのそれぞれの端子はプラスマイナスなどないのでどちらにつないでも問題ありません。
もう方側。レシーバーの下の端子はリレーへ向かいます。

レシーバーを経由することで、異常な高圧や低圧時にコンプレッサーの駆動を強制カットするようです。

カーエアコンリレー

こちらがリレーです。

レシーバーの下側の端子から来た配線をリレーの青線(スイッチ)に繋げます。

リレーの赤線(バッテリー)はバッテリープラスへ。こちらは直接バッテリーへ繋ぎます。

黒線(アース)はボディアースへ落とします。バッテリーマイナスへ繋いでも良いですが、ボディへ落とすほうがいいのかな?

最後に黄線(電装品)をコンプレッサーへ繋ぎます。

リレーの赤線(バッテリー)は バッテリープラス端子へ。

黒線(アース)はへダースのボルトへ繋ぎ、ボディアースへ落とします。

最後に黄線(電装品)をコンプレッサーへ繋ぎます。

少しわかりにくいですが、
コンプレッサーからでた黒い配線と
リレーの黄線を繋ぎます。

もし、電動ファンも付ける場合は、
この黄線に電動ファンのプラス端子を割り込ませ、電動ファンのマイナス線はボディアースへと落とします。

これでシステムの組み上げは完了です。

エアコンガス注入

追記:勝手に止まる原因

1月。気温一桁台。
ガスが抜けてないかのチェックを兼ねて試しに作動させようとしたところ、動きませんでした。

原因を探ったところ、温度調節つまみの内部と室内機後ろの配管接続口がサーモスイッチになっているようです。
外気温(冷風温度)が設定値に達するとサーモスイッチが働き、回路を遮断します。
温まってくると、回路は復活します。

冬なのでスイッチが働いた状態だった模様で、手で温めると回路が復活し作動しました。

夏、冷房効かせてる時に一定間隔で止まるのはこれが原因だった模様です。
故障ではないみたいです。(温度調節つまみMAX、風量MAXで15分に1回、2分程止まる。)

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