旧車の色味を残してヘッドライトをLED化

ヘッドライトハロゲン色LED CUDA
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。基本的に筆者が実際に使用している商品・類似品を掲載しています。

こんにちは!
今回はヘッドライトの交換をしたいと思います

最近の車のヘッドライトはLEDやHIDが主流ですが、昔はシールドビームやハロゲンのヘッドライトのランプが使われていました。

シールドビームやハロゲンライトは少し黄色味ががった色合いで、ヘッドライトの色だけで旧車の雰囲気がでるものです。

しかし、光量が少なかったり消費電力が多いのが難点なのですが、このハロゲンライトの色合いを再現したLEDヘッドライトがあるので交換してみました。

追記:ミニのヘッドライト交換直後に車幅灯が切れたため、車幅灯交換作業も追記しました。

スポンサーリンク

準備

工具

使用工具
  • プラスドライバー

ヘッドライトバルブ

部品
  • LEDバルブ
    (H4端子の電球色)

ヘッドライト取り外し

ローバー・ミニ

ヘッドライトのバルブを交換するためには、ヘッドライトを外す必要があります。

先ずは、ヘッドライト周りのアウターリムを外します。

ヘッドライト下のネジ一本を取ります。

ネジを取ったら、アウターリム下端を少し引き出して上方へ持ち上げると外れます。

続いてヘッドライトを外します。
ヘッドライトはインナーリムで固定されているので、外すときはインナーリムごと外します。

ドライバーを当てている、4時位置のネジを取ります。

つづいて、ヘッドライトを少し時計回りに回し、2か所の切り欠きをずらすことでヘッドライトが外れます。

※この切り欠きのネジ2本は光軸調整用ネジになります。

光軸調整用のネジを間違えて回さないように注意しましょう。
光軸が狂ってしまいます。
ミニの光軸調整はインナーリムで行います。

これで、ヘッドライトが取れてきます。

まだ配線がつながっているので注意して引き出しましょう。

裏のヘッドライト端子を外します。

少し硬いですが引っ張ると抜けます。

続いて、ポジションライトを外しつつゴムブーツを外します。

ポジションライトは刺さっているだけです。

ヘッドライトが取れたら、バルブを押さえているクリップを外します。

少し硬いですが、爪に引っかかっているだけなので簡単に外れます。

※写真はインナーリムも外しています。
インナーリムはネジ3本とクリップナットでヘッドライトに付いています。

これで、バルブが外れました。

ちなみに、H4のハロゲンバルブです。

アメ車(バラクーダ)

バラクーダ
ノバ

アメ車の場合も同じような流れです。

先ずは、ヘッドライトカバーを外します。

ネジ数本で止まっています。

続いて、ヘッドライトを固定しているリムのネジを外します。

このとき、光軸調整用のネジを間違って回さないようにしましょう。

ヘッドランプの上部と車体外側の2か所に光軸調整ネジがヘッドライトリムのネジと隣り合うようにあります。

光軸調整用のネジを間違えて回さないように注意しましょう。
光軸が狂ってしまいます。
アメ車の光軸調整はヘッドライトの土台で行う。

ヘッドライトが外れたら、配線を切らないように注意しながら端子を外します。

ミニ同様裏側にゴムブーツが被っているので外したら、あとはクリップを外してバルブを外すことできます。

ミニとは違いポジションライトはありません。
年式により、ヘッドライトがポジションライトの役割を果たすため不要なのです。

バルブ交換

外したヘッドライトとバルブです。

左がバラクーダ
右がミニです。

左がハロゲンバルブ
右がLEDバルブです。

ともにH4バルブです。

バルブには向きがありますが、3本の爪の幅が異なる為、決まった位置でしかヘッドライトに収まらないようになっています。

バルブを付けたら、クリップで固定します。

ヘッドライト取り付け

ローバー・ミニ

それではヘッドライトを取り付けていきます。

まずは、ポジションランプのバルブをはめ込み、
ゴムブーツを被せます。

続いて端子を繋げます。

ちなみに、もしインナーリムを外してしまった場合。
又はヘッドライトを丸ごと変える場合は、インナリムのクリップとヘッドライトの爪が合うようにインナーリムを取り付けます。

インナーリムの切り欠きを光軸調整ネジへ差し込みます。

インナーリムの固定ネジを取り付けます。

最後にアウターリムを被せて、下にあるネジを取り付けて終了です。

アメ車(バラクーダ)

取り付けもミニとほぼ同じです。

先ずはゴムブーツを被せます。

こちらのブーツは上下が決まっているので、『TOP』と書いてある部分が上になるように取り付けます。

続いて、端子を取り付けます。

土台側。3か所へこみがあります
ヘッドライト側。3か所出っ張りがあります

ここが少しミニと異なるところですが、バラクーダの場合ヘッドライトの土台側に3か所凹みがあります。

この凹みにヘッドライトが合うように取り付けます。

インナーリムを取り付けます。

最後にヘッドライトカバーを取り付けて終了です。

まとめ

ハロゲンバルブとLEDバルブを比較してみました。

向かって左側がLED
右側がハロゲンです。

カメラで撮ると色味に差があるように見えますが、肉眼では違いが分からないレベルです。(カメラは赤色に強く反応する為)

差がわかるのは、点灯消灯時の反応の良さと、ヘッドライト前での熱です。

こんな場合もLED化がオススメ

また、バラクーダでハロゲンバルブ使用時、ヘッドライトを点灯して20分ほどすると、チカチカと点滅するようになりました。

ヘッドライトのスイッチの接点不良や配線の錆などが考えられるのですが、LEDバルブに交換後その現象は起こらなくなりました。

消費電力が減り、抵抗が減ったためと思われます。

追記:ローバー・ミニの車幅灯交換

ヘッドライトLED化をして1週間後。
奇跡的なタイミングでミニの右側車幅灯が玉切れをしました。

車幅灯の交換手順を追記します。

ヘッドライトを外すところまでの作業は同じです。

車幅灯は、ヘッドライトには付いてこずに、ラバーブーツとくっついた状態で車体側に残ります。

車幅灯のバルブを少しソケット側に押し込みつつ、反時計回りに回すことでバルブを取ることができます。

上段が新しいバルブ。
小糸製作所 P1264 12V 8W

下段が外したバルブです。
PHILIPS T4W 12V 4W

外したバルブと同じバルブがお店で売っていなかったので、頭の大きいタイプになってしまいました。

今回購入したバルブです。

近くのお店で入手できた唯一ソケットが合うバルブです。

新しいバルブは、頭が大きいためヘッドライトに開いた車幅灯の穴から入れることができないため。

内側から取り付けることにします。

まずは、ヘッドライトのバルブを取ります。

次に、ヘッドライトのバルブの穴から車幅灯のバルブを入れて、端子部分を出します

このまま、車幅灯のソケットを取り付けます。

そしてヘッドライト部分を戻します。

あとは、ヘッドライトを戻すときと同じ手順でヘッドライトを取り付けます。

これで、車幅灯も新しくなりました。
4Wから8Wになったので少し明るさもUPしました。

近くのホームセンター2か所とオートバックスへ行きましたが、細いタイプのバルブが売っていませんでした。

頭が大きいタイプは取り付けるときに少し器用さがいるので、自信のない方はネットなどで見つけたほうが早いかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました