ノバの足回りのブッシュを交換します。
準備
足回り作業での準備として、ジャッキやウマ、工具類、新品のブッシュ、紐やS字フックなどを用意しておきましょう。
工具
各種レンチやラチェットハンドル、ソケット(ディープソケット)、プラスマイナスドライバー、大きめのハンマー等の一般的な工具類は必要です。
また、足回り作業用の特殊工具も必要です。
一般的工具の注意点
3/8インチ(10㎜)以上のナット・ボルトに対しては、それなりの高トルクを掛けて締め付けられているので、なめらないようにインチ工具の使用をお勧めします。(絶対にモンキーは使わない)
更に、硬いナット・ボルトを締める際にインパクトレンチもお勧めですが、隙間が狭くて入らない場所もあるので、長めのスピンナーハンドルも用意しておくといいかなと思います。
ブッシュ

新品のブッシュです。
アメ車のブッシュと言えば、
『エナジー・サスペンション』ですね。

内容は
ボディブッシュ:3.4101G。
コントロールアームブッシュ:3.3101G。
リーフスプリングブッシュ:3.2101G。
リーフマウントブッシュ:3.6113G。
スタビリンク:9.8117G。
ミッションマウント:3.1108G。
ボールジョイントブーツ
タイロッドエンド等ブーツ
※青文字フロント用ブッシュ、緑文字リア用ブッシュ
リア取り外し
リーフスプリングブッシュ フロント側

リーフスプリングのフロント側を外します。
台座がボルト3本で止まっているので、台座ごと取ってしまいます。

ブッシュ抜き取り最中です。
地面にころがっているのが台座です。
その台座にリーフスプリングがボルト一本で横向きに刺さっています。

このフロント側のブッシュの抜き取りがかなり大変です。
ゴムのブッシュはなんとか抜き取ることができますが、金属のカラーも抜き取らないといけないので、これが大変でした。
こちらは専用工具が無いので、潤滑スプレーを掛けながら、マイナスドライバーとハンマーで何回もぶっ叩きながら抜き取りました。
リーフスプリングブッシュ リア側

リア側はシャックル部分にブッシュが付いています。
上下でボルトの向きが逆向きで刺さってます。

リアのブッシュは左右から挟み込みになっています。
潤滑スプレーを隙間に差し込みつつ、むぎゅむぎゅすると外れます。
リーフマウントブッシュ

リーフマウントブッシュはドライブシャフトとリーフスプリングの間についています。

下からの写真です。ボルトナット4本で止まっています。

このようにリーフスプリングを挟み込むようにブッシュが付いています。
おまけ ミッションマウント

ミッションマウントのブッシュも外します。
ミッション側にはボルト2本で取り付いています。

車体側は、メンバーに覗き穴が開いていて、その中にボルト2本で取り付いています。
ボルトを緩めたら、ジャッキでミッションを支えてブッシュを抜き取ります。

上が古いミッションマウントです。
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