ミニのオイル交換を行います。
ローバー・ミニはトランスミッションもエンジンと繋がっているため、エンジンオイル交換=トランスミッションオイル交換にもなります。
一般的な車と比べ、エンジンもトランスミッションも潤滑するため、過酷な環境になりますね。
定期的にオイル交換を行うことで、エンジンの寿命を延ばし、良好な走行性能を維持することができます。
今回は、オイルフィルターの交換も実施します。
それでは、ローバーミニのオイル交換の手順やポイントについて詳しく解説します。
準備
工具
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使う工具は
部品
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オイル抜き
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オイルを抜きます。
オイルドレンボルトはエンジンの前方右側についています。
![](https://c-cardiy.fun/wp-content/uploads/2023/05/9BBFE0B4-A3F3-4069-B98C-7C8F19E0297E-1024x768.jpeg)
ドレンボルトの下に、廃油ボックスを準備してボルトを取ります。
24㎜ソケットか、15/16インチサイズのソケットが合います。
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ドレンボルトを取りました。
そこそこの勢いでオイルが出てきます。
フィルター(エレメント)交換
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オイルの滴下を待っている間にオイルフィルターの交換を行います。
フィルターの交換のために、フロントグリルを外しましょう。
ねじ数本で止まっているだけです。
フィルターはオイル交換2回に1回行います。
フィルターは、ホーンの横あたりに付いています。
![](https://c-cardiy.fun/wp-content/uploads/2023/05/88488FAB-3AA9-4659-9606-9BB488E11971-1024x573.png)
オイルフィルター用のレンチがあればそのままフィルターを外すことができます。
しかし、筆者はベルトレンチしかないので、イグニッションコイルを外します。
イグニッションコイルはボルト3本で止まっています。
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イグニッションコイルを外したら、横にずらしてよけておきます。
隙間からベルトレンチを入れて、フィルターを緩めます。
狭いのですごくやりずらいです。
![](https://c-cardiy.fun/wp-content/uploads/2023/05/50B96B34-996D-4D05-9B40-0F367CA02420-edited.jpeg)
フィルターが取れました。
ねじが飛び出ている場所がフィルターを取り付けるネジです。
また、その上のボルト穴2個と、右上のボルト穴がイグニッションコイルのボルト穴です。4
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新しいフィルターを取り付けます。
フィルターは『BOSCH P4026』です。
『BOSCH OF-MIN-3や0451104026』も同じ商品です。
ちなみにフィルターレンチを使用する場合のサイズは74㎜の14角です。
![](https://c-cardiy.fun/wp-content/uploads/2023/05/F9C866BA-E88F-49E0-8852-5CA4B5348156-1024x610.jpeg)
フィルターは取り付け前に、パッキン部分に新しいエンジンオイルを軽く塗っておきます。
![](https://c-cardiy.fun/wp-content/uploads/2023/05/37D1A023-5A81-4D0D-8DEA-439522BDE6F0-1024x571.jpeg)
フィルターの取り付けトルクは、オイルフィルターレンチがある場合は15Nm。
筆者は持っていません。
その場合はフィルターを締め込み、パッキンがエンジンに当たってから(少し回転が重くなってから)、さらに1/2回転締め込みます。
オイル入れ
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フィルター交換をしている間にオイルの滴下が止まったので、オイルを入れていきたいと思います。
まずは、ドレンボルトのパッキンを交換します。
ミニのドレンボルトのパッキンは銅ワッシャーで、締め付け時にワッシャーが潰れることでパッキンの役割をしています。
同等品が『PIAA DP21』というパッキンです。
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パッキンを付け替えたら、ドレンボルトを締め込みます。
締め込みトルクは35Nmです。
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それではオイルを入れていきます。
オイルは『Castrol EDGE RS 10W-50』を使用します。
次回以降15W-50あたりに変えようかなと思っています。
(アメ車2台との共用を考えGULF BLAZE 15W-50)
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オイル量はフィルター交換なしの場合は4.5Lほど。
フィルター交換ありで4.8Lほどになります。
確認
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オイルを入れ終わったら、エンジンをかけます。
3分ほどエンジンをかけておきましょう。
また、その時にドレンボルトとフィルター周辺からオイル漏れがないかも確認します。
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漏れがなければ、エンジンを切ります。
1分ほどしたら、オイルゲージをチェックします。
新しいオイルはきれいなので分かりにくいですが、MINとMAXの間のMAX寄りの位置まで入っていればOKです。
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