冬場になるとバッテリーが弱くなるため、一日の最初のエンジンのかかりが少し悪くなります。
家庭用コンセントからバッテリーに充電する機械を購入。
バッテリーの劣化を(回復)防止するパルス充電機能が付いていたのでやってみました。
自動バッテリー充電器
コンパクトバッテリーチャージャーです。
リンク
接続
まずはコンセントには繋げずに機械とバッテリーを繋ぎます。
黒いワニ口をマイナス端子。
赤いワニ口をプラス端子に繋げます。
機械が自動で12Vか24Vかを判断し、
- バッテリー電圧
- バッテリー充電量
- 外気温(機械温度)
以上が表示されます。 電圧と気温は交互に表示されます。
ミニのバッテリーは40%充電で11.9Vのようです。
パルス充電
それでは早速パルス充電をしてみたいと思います。
青色のボタンを押すとモードが切り替わるので、修復モードにします。
動作中は表示が「PUL」になり8時間パルス充電を行います。その後2時間はフロート充電を行い、満充電状態をキープします。最後に自動的に動作を終了します。
パルス充電を行う前は11.9Vでしたが、12.9Vまで上がるようになりました。
充電も100%です。
通常、急速充電
修復モード以外は通常の充電モードです。
それぞれ若干の違いがあり、
- 車両充電モード(12V,10A)
急速充電です。 - AGMモード(12V,8A)
充電開始後5分間はパルス充電を行う急速充電モードです。 - STDモード(12V,5A)
通常充電です。 - モーターバイクモード(12V,3A)
充電開始後5分間はパルス充電を行う通常充電モードです。
バッテリーのチェック
充電器を接続して、コンセントには接続しない状態にするとバッテリーの状況を確認することができます。
バッテリー上がりを起こしているバッテリーで試してみました。
電圧は9V以下、容量も0%と表示されています。
充電器はバッテリーに接続し、家庭用コンセントに繋ぐことで充電することができます。
コンセントを繋げない状態にすると、電圧と容量を測定することができます。
コメント
大変参考になり助かります! 公式サイトに、「修復モードは小電流のパルス充電であるため、修復モードを使用する際はバッテリーを車両から取り外す必要があります。そうしないと、車両の配線に小電流が流れるため、修復に失敗します。」なんて書いてありますが、接続したままでも問題なさそうでしょうか??
Andoさん
はじめまして。私が使用した際は車両側端子を接続したまま修復モード(パルス充電)の作動をしました。
私の車両は基本的に電子部品が極めて少ないのもありますが、正直なところ業務用やハイパワーのパルス充電機に比べ、この商品のパルス充電機能がどれくらい効果があるかがわかりません。
(充電機能の動作は確認済みですが、バッテリーが劣化していないのでパルス充電による性能回復までは実感できませんでした。←記事中のミニのバッテリー減少原因がバッテリー劣化ではなく、漏電と判明しました。)
ただ、漏電で減少したバッテリー残量が修復モードで100%まで充電できていたので効果は期待できるとは思います。(車両接続のまま修復モード使用。)
しかし、より効果を高めるためには説明書通り車両への配線は外しておいたほうがよいのではないかと考えます。