バラクーダにクレーガーホイールを履かせたときに異常が発生したので、原因を追究してみました。
結果的にはホイールが悪いわけではありませんでしたが、ホイールと車体の相性やクレーガーホイールを取り付ける際のコツ?が分かったので書いていきたいと思います。
14インチのクレーガーホイールと
ダンロップのWINTER MAXX02 195/70R14
のスタッドレスタイヤの組み合わせ。
一年前に組み付けてホイールバランスを取ったばかりです。
走行中の異常
バラクーダにクレーガーホイールを付けて走行中。
ブレーキを踏むと、ガタガタとぺダルが振動。
100km/h程から強めのブレーキ時には車体もガタガタと振動する現象が発生しました。
しかし高速で走行中でもブレーキをかけていない間は特に異常はありませんでした。
(ホイールバランスが崩れていると、高速走行でハンドルがブレる。)
最初は車体側の不具合を考え、ブレーキライニングの角落としや、残量のチェックを行いましたが、これと言った異常は見つかりませんでした。
また、通常のホイールに戻すとブレーキ時のガタガタは発生しませんでした。
ホイールバランス
4本のタイヤのうち3本がこのように大量のウェイトが付いた状態です。
しかし、タイヤショップの方いわく大量のウエイトが付いた状態でもバランスは取れているとの事。
バランスはホイール中心のキャップを外して取るが、実際に車体に装着するときには、ハブボルトの穴で取り付けることになる。
しかし、クレーガーホイールはその穴が長穴なので、取り付け誤差が出やすい。
(筆者の感覚的には、長穴でもナットを入れると極めてぴったりで、ガタガタするようなことは全くない。)
また、古いクレーガーホイールはホイール自体の精度が悪く、ゆがみがあることが多い。
との事でした。
取り付け誤差を少しでも抑える方法としては、ハブナットを締め付ける際に、タイヤを回転させながら少しずつトルクを掛けていくことだそうです。
しかし、ホイールのゆがみはどうしようもありません。
また、スタッドレスはせいぜい出しても100km/hまで(タイヤの性能上は160km/h)。と言うことでした。
まとめ
ホイールにゆがみがあると走行時には問題無くても、ブレーキ時に振動することがあるようです。
クレーガーホイールではスピードを出すな。
これが結論のようです。
ゆえに、スタッドレスを履かせるのはあっているのかもしれません(笑)
ちなみに、ノバに付けたときにはガタガタ現象は発生しませんでした。足回りの構造の違いや、たまたま良い位置で取り付けができたのかもしれません。
追記:ブレーキの振動の原因判明
バラクーダとクレーガーホイールのブレーキ振動の原因が分かりました。
結果的には、ホイールとブレーキドラムの干渉が原因だったようです。
バラクーダの前輪のドラムはこのように、ドラムの淵のフィンのような部分が、ホイールとの当たり面よりも少し突き出した形状をしています。
若干ではありますが、ホイールの淵がドラムのフィンに押し当てられて凹凸になっています。
これにより、ハブナットを締め付けた際に、若干ドラムも変形していたと思われます。
そこで、厚み5㎜のホイールスペーサーを挟んでみました。
これで、ホイールとドラムの淵との隙間ができました。
試走した結果。
見事にブレーキの振動は解消しました。
ちなみに、バラクーダの後輪やノバのドラムはこのようなことにはならないです。
コメント
保安基準は通るのですか?
保安基準=車検と考えた場合、クレーガーホイールだから車検に通らないことは無いとは思います。
ただ、ホイールの歪み方によってはサイドスリップ測定で落ちる可能性がほんの少しだけあるのかなと言う感じです。
返答有難うございます。参考に致します。