アメ車のインテークマニホールドガスケット交換

アメ車のインテークマニホールドガスケット交換 メンテナンス
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。基本的に筆者が実際に使用している商品・類似品を掲載しています。

シボレー・ノバのインテークマニホールドのガスケットが抜けだしてきたので交換します。

インテークマニホールドのガスケット交換はキャブレター、バルブカバー、ディストリビューターを外す必要がある為結構大変な作業ですが、DIYでトライしてみました。

いろいろ外すためそれなりに工具がそろっている人向けの作業になります。

スポンサーリンク

工具

工具
  • 1/4~9/16インチ程度のソケット
  • 1/4~9/16インチ程度のコンビネーションレンチ
  • エクステンションバー
  • ラチェットハンドル
  • ブレーカーバー
  • 40Nmをかけられるトルクレンチ
工具
  • マイナスドライバー
  • 六角レンチ
  • ソケット
  • ラチェットハンドル

ガスケット

oplus_32
部品
  • インテークマニホールドガスケット
  • バルブヘッドカバーガスケット

インテークマニホールドガスケットキットの中身です。

前後のゴムガスケットは、合うものを使用します。

丸いガスケットはディストリビューター用です。

アルミの穴あきパーツは、真ん中で切って青いガスケットの片側の真ん中に挟むように取り付けます。

冷却水抜き

インテークマニホールにも冷却水が回ている為、冷却水をある程度抜いておく必要があります。

参考記事のアッパーホースを外すところまでは同じです。

インテークマニホールド外しにあたり、アッパーホースの左に付く、少し細いホース(ヒーターホース)も外します。

キャブレター外し

キャブレター外しはこちらの記事を参考にしてください。
記事はプリムス・バラクーダですが、ほぼ同じです。

バルブヘッドカバー外し

バルブヘッドカバーはボルト4本で取り付いています。

両方のバルブヘッドカバーを外します。

ディストリビューター外し

続いて、エンジンの奥側にあるディストリビューターも外します。

まず、プラグコードの順番がわかるように番号を振っておきます。

食パンに付いているバッグクロージャーがいい感じに使えます。

ディストリビューターは回すことで点火タイミングが変わります。
そのため、マジックなどで合いマークをしておきましょう。

そして、奥のホールドダウンボルトを外します。

ディストリビューターを外しました。

写真は先端(エンジンに刺さっている側)ですが、ギアが切ってある部分が回ります。
ただし、絶対に回さないようにしましょう。点火タイミングがずれます。

先端を回さないように。

インテークマニホールド外し

いよいよインテークマニホールドを外します。

ボルト12本で付いています。

全てのボルトを外すと、インテークマニホールドが外れます。

追加作業:ネジ直し

以前同じ作業をしたときに、一本ボルトをナメてしまいました。 トルク値を間違えてオーバートルクしたのですが、エンジン側のネジ山が潰れてしまいました。

奥のほうのネジ山は生きていたので、長いボルトに変えて誤魔化していましたが、今回せっかくなのでインサートを入れてみたいと思います。

3/8-16のネジなので、それに合うインサートのセットを使用します。

まずは、ドリルで穴を少し広げます。

つづいて、タップを使い3/8-16のインサートを入れる為のネジを切ります。

そして、3/8-16のインサートを入れます。

最後にタングを叩いて折ります。

無事に新しいネジ山が出来上がりました。

ちなみに、インサートを入れることで強度が向上します。

インテークマニホールド取り付け

新しいガスケットのキットです。

右の黒いゴムガスケットは合うもの2個を使用します。

続いて、金属のプレートをどちらか片方のガスケットの真ん中に取り付けます。
ガスケットを挟むように取り付けます。

また、青色ガスケットには表裏があります。
THIS SIDE UPと書かれた面が表になります。

ガスケットを乗せます。

前後の黒いゴムガスケットが乗る部分には液体ガスケットを塗っておきます。
とくに、青色のガスケットと重なる部分は少し多めに塗っておきます。

ゴムのガスケットの上に青色のガスケットが乗るように重ねます。

ゴムガスケットの上にさらに液体ガスケットを塗ります。

インテークマニホールドを乗せます。

ボルトを入れてトルクをかけていきますが、中央から、端に向かって対角にトルクをかけていきます。

トルク値は40Nm(30 ft. lbs.)です。

ディストリビューター取り付け

ディストリビューターを取り付けます。

丸いガスケットはディストリビューター用のガスケットなので交換します。

そして、エンジンに差し込みます。

最初に付けた合いマークがずれないようにホールドダウンボルトを締めます。

最初の番号通りにプラグコードを取り付けます。

バルブヘッドカバー取り付け

バルブヘッドカバーのガスケットも両面に液体ガスケットを塗布します。

エンジンのあたり面にも液体ガスケットを塗布します。

それぞれボルト4本で取り付けます。

締め付けトルクは2.5Nm(25 in. lbs.) です。

キャブレター乗せ

キャブレターを乗せます。

冷却水戻し

最後に冷却水のホースを取り付けて、最初に抜いた冷却水をラジエーターに戻して終了です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました