ローバーミニのコイルスプリング化 リア編

コイルスプリング リア MINI
コイルスプリング リア
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ミニのサスペンションをラバーコーンからコイルスプリングへ交換します。

ローバーミニのラバーコーンは年数が経つと劣化してしまい、車高が低くなったり、乗り心地が悪くなったりすることがあります。

そこで、今回はローバーミニのスプリング交換について、実際の作業手順や注意点を解説します。DIYでの交換も可能ですので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事ではリアのスプリング交換について書いていきます。
フロントの交換記事についてはこちらをご覧ください。

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準備

後輪のスプリング交換を行う前に、ガソリンを少なくしておくことをお勧めします。

ミニのサスペンションスプリング

ミニのサスペンションはラバーコーンという
ゴムの塊を使用
しています。
しかし、ゴムなので年々潰れ乗り心地が悪化したり、車高が下がったりする現象が発生します。

その為、HiLoキットという車高を調整する為の部品も売っていたりします。

写真は後輪のラバーコーンです。

そのラバーコーンを一般的なコイルスプリングに交換したいと思います。

用意したのは『MSTのMT用スプリング』です。
(リア用ラバースペーサーは付属)

工具

使用工具
  • 9/16インチ(14㎜)レンチ
    (レンチ2本、ソケット2個でもOK)
  • 1/4インチレンチもしくはモンキー
  • 1/2インチ(13㎜)ソケット
  • エクステンションバー
  • ラチェットハンドル
  • その他、20㎜以上に開くモンキー2本(HiLoキットによる)

リアのラバーコーン外し

写真のショックの後ろにHiLoキットの調整ナットがあります。
こちらを最短にします。

この時点で、ラバーコーンはぐらぐらになります。
ラバーコーンが相当潰れていれば、抜き取ることができるかもれません。

ガソリンタンクずらし

左後輪のショックの固定ナットはガソリンタンクの後ろに隠れている為、ガソリンタンクをずらします。

1/2インチソケットと、エクステンションでガソリンタンクのホールドベルトを外します。

給油口の蓋を取り、ガソリンタンクをトランク中央あたりへずらします。

ガソリンタンクをずらすと、このようにショックの先端が見えるようになります。

ショック外し

車体右側のショックの写真ですが、
1/4インチレンチでショックの先端を抑え、9/16インチレンチでナットを緩めます。

完全にナットを外す前に、ドラムブレーキをジャッキなどで支えておきましょう。

ショックが外れると、リアのドラムブレーキはここまで下がります。
この状態までくると、簡単にラバーコーンを抜き取ることができます。

※ブレーキドラム裏側のボルトを外してショックを外せそうですが、ショックがインナーフェンダーと当たって外すことができません。

外したラバーコーンとHiLoキットです。

下2個がフロント。
上2個がリア。

リアのコイルプリング取り付け

まずは、ナックルジョイントのカップのチェックをしておきます。

破れている場合は交換しましょう。

リアのラバースペーサーを車体側に取り付けます。
これがないと、スプリングがぐらぐらと遊んでしまいます。

スプリングの向きは、スプリング全体がテーパーになっており、太いほうが車体側。 細いほうがHiLoキット側になります。(前方が細い)

スプリングを片手で支えつつ、ジャッキでドラムブレーキを上げていき、
ショックの上端をトランクの穴へ差し込みます。

あとは、ナットを締め付けガソリンタンクを元の位置に戻し固定バンドを取り付けて終了です。

乗り心地

スプリングの乗り心地ですが、ラバーコーンに比べて極めてしなやかになりました。
特に感じるのは段差の突き上げ感が減りました
そして、カーブではしっかりとふんばってくれます
(スポーツ走行はしません。あくまで街乗りの範囲です)

ショックが純正仕様なので、ラバーコーン向きで柔らかすぎるとショップの方の意見でしたが、個人的にはショックを変える必要はないかなと感じています。
ただし、ミニらしいガタガタのゴーカート感が欲しければ、高圧ショックやバネレートの高いスプリングがいいのではないかと思います。

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