アメ車って燃費悪いの？

アメ車に乗っているというとほぼ100％言われる「燃費どれくらいなの？」というワード。

結論から言うと、想像よりはマシ？

現在所有の『シボレー・ノバ』と『プリムス・バラクーダ』そして、過去所有の『フォード・マスタング』の3台について書いていきます。

アメ車の燃費

以上がそれぞれの燃費になります(ミニも参加させました)。
標準燃費は満タン法で計算し、高速燃費は長距離高速道路走行時のインターチェンジ直前直後のガソリンスタンドでの給油により算出しています。
それぞれの車のスペックも乗せておきます。

世間のイメージ

もちろん運転の仕方やキャブの調整の仕方で大きく燃費は変わってきますが、この数値いかがでしょうか？

マスタングはV6エンジンでしたが平均燃費は9Km/L近い数値でした。
ノバやバラクーダは平均5Km/L程です。

声をかけてくる方は皆さん

アメ車の燃費は極悪なんでしょ？

アメ車ってリッター2キロしか走らないらしいね

とおっしゃります。

筆者

5キロくらい走りますよ？　高速だと8キロくらい

と言いますが、アメ車の燃費のイメージはあまりよくないようです。

きっと、その要因は昔のアメ車でキャブレターの調整が狂っていて、リッター2キロしか走らないとか、せっかくの大排気量だから、少しアグレッシブに走りたい。
そういった方々が武勇伝的に声を大にして発信していたからなのかなと勝手に想像しています。

実際に筆者もキャブレターの調整をミスしたときはリッター2キロでした。その時は本当にメーターが目に見えて動くほどの異常なガソリンの減り方で、すぐに調整しなおしました。

その時の話をすると、皆さん

やっぱり悪いんだねぇ

と顔が明るくなります(笑)。
「アメ車は燃費が悪くてなんぼ」というのが皆の頭のどこかにあるのだと思います。
そして、燃費が悪いことに期待しているのだと思います。

そもそも半世紀前の車です。半世紀前のエンジン、半世紀前の変速機です。
更には5リッター越えのエンジンです。とてもじゃないけど現代の車とは比較になりません。
半世紀前の日本車と比べたらどうなのでしょうか？　排気量の割には比較的いい数値を出しているのではと思います。
ミニと比べても、排気量は4～5倍。車重も倍以上ですが燃費は1/3程です。

筆者

燃費が良いとは言えないけど、思っていたよりはマシかなぁ。。。

ちなみに、現行のアメ車に至ってはマスタングですら直列4気筒のエンジンがあったり、
コルベットには気筒休止システムが取り入れられていたりと、燃費向上へ注力はしているようです。
それでも、一度ついたイメージはなかなか払拭できないみたいですね。

アメ車の世界に興味がある方の参考になれば幸いです。