ローバー・ミニの点火系交換

MINI
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。基本的に筆者が実際に使用している商品・類似品を掲載しています。

こんにちは!
今回は”イグニッションコイル””プラグコード””スパークプラグ”といった点火系統の交換をしたいと思います

最近アイドリングが安定しないことが稀にあり、エンジンルーム内をチェックしていたところ、プラグコードの腐食を発見しました。

点火系統の交換することで始動性や燃費、パフォーマンスの向上を期待できます。
このブログでは、交換手順を詳しくご紹介します。
自分でできるDIYメンテナンスなので、ぜひ参考にしてみてください!

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準備

工具

使用工具(イグニッションコイル)
  • トルクスビット
    30番 TX30
  • ビットソケット
  • エクステンションバー
    3㎝程度の長さ
  • ラチェットハンドル
使用工具(スパークプラグ)
  • 21㎜ディープソケット
  • エクステンションバー
    10㎝程度の長さ
  • スピンナーハンドル

部品

部品
  • イグニッションコイル
    96年以前と97年以降で異なります。
部品
  • プラグコード
    96年以前と97年以降で異なります。
部品
  • スパークプラグ
    BP6ES (BP6ES-11)

プラグコード外し

プラグコードは引っ張るだけで簡単に外すことができますが、取り付けるときに順番を間違えるとエンジンの点火の順番が狂ってしまいます。

プラグコードを外す前に、イグニッションコイル側とスパークプラグ側で数字などを振って、どのように配線されていたかわかるようにしましょう。

プラグコードのつなぎ方がわかるように番号を振るか、写真を撮っておきましょう。

4本すべてのプラグコードを外しました。

イグニッションコイル側、スパークプラグ側ともに、刺さっているだけです。

プラグコードの長さが異なるので、外した順番に並べるなどで分かるようにしましょう。

ロック機能があり、急激に抜けます。安全の為軍手などしておきましょう。

プラグコードの長さが2種類あります。写真の1,3番が短く、2,4番が長いです。

プラグコードの異常を発見

そもそもこの作業を行うに至った原因ですが、
この写真のように、手前下側のプラグコードが抜けかけていました。

該当箇所のプラグコードを外してみたところ、このように端子部分が腐食(緑青)が発生し破損していました。

イグニッションコイル側の端子もこのように腐食していました。

イグニッションコイル外し

続いて、イグニッションコイルを外します。

イグニッションコイルのマウントボルトは4本あり、トルクス30番のビットが必要です。

手前側上下と、奥側上のボルトは簡単に外せます。
奥側下のボルトは狭くて少し大変です。

オイルゲージを抜いておくと少し作業がしやすいです。

まず、手前側上下と奥側上のボルト3本を外しましょう。

最後に、奥側下のボルトを少し緩めると、写真のようにイグニッションコイルを手前側に傾けることができるので少し作業性がよくなります。

イグニッションコイルのマウントボルト4本が外れました。

続いて、イグニッションコイル下部のコネクターを外します。

イグニッションコイルの裏側から見ると、コネクター中心部にクリップのワイヤーが見えます。
この部分を押し込みつつ、コネクターを下方向に引っ張ると抜くことができます。

左が外したプラグコードとイグニッションコイルです。

右側が新しい部品です。

イグニッションコイルのボルト4本は再使用です。

スパークプラグ外し

スパークプラグを外します。

スパークプラグは緩むときに急激に緩むので注意しましょう。

急激に緩みます。安全の為軍手などしておきましょう。

4本すべてのスパークプラグを外しました。

新しいスパークプラグと古いスパークプラグです。

スパークプラグ取り付け

新しいスパークプラグを取り付けていきます。

まずは手で締めれるところまで締めていきましょう。

それぞれトルクをかけていきます。

トルクレンチがある場合は20Nm~30Nm程度。

トルクレンチが無い場合は、手で締めれるところまで締めてから、1/2~2/3回転締めましょう。

イグニッションコイル取り付け

イグニッションコイルと取り付けるときは、外すときと逆で奥側下のボルトから取り付けましょう。

締め上げる前までボルトを締めたら、イグニッションコイルを回転させて定位置に持っていき、その他3本のボルトを取り付けます。

最後に奥側下のボルトを締めあげましょう。

イグニッションコイルが取り付きました。

プラグコード取り付け

続いて、プラグコードを取り付けます。

外したイグニッションコイルに振った番号と見比べながら配線していきます。

プラグコードのL形に曲がったほうがイグニッションコイル側。 ストレート型がスパークプラグ側です。

押し込んだ時に、微かにカチッと感触があればOKです。

コードクランプも付属していたので取り付けました。

見た目がすっきりしてきれいです。

最後にエンジンを始動させ、緩みなどがないか確認して終了です。

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