ローバー・ミニのオイルとフィルター交換

MINI
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。基本的に筆者が実際に使用している商品・類似品を掲載しています。

ミニのオイル交換を行います。

ローバー・ミニはトランスミッションもエンジンと繋がっているため、エンジンオイル交換=トランスミッションオイル交換にもなります。
一般的な車と比べ、エンジンもトランスミッションも潤滑するため、過酷な環境になりますね。
定期的にオイル交換を行うことで、エンジンの寿命を延ばし、良好な走行性能を維持することができます。
今回は、オイルフィルターの交換も実施します。

それでは、ローバーミニのオイル交換の手順やポイントについて詳しく解説します。

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準備

工具

使う工具は

オイル交換
  • 24㎜ソケット
  • ステップアップ
    (3/8→1/2)
  • エクステンションバー
  • スピンナーハンドル
  • トルクレンチ
フィルター交換
  • ドライバー
  • ベルトレンチ
    オイルフィルターレンチ
  • 10㎜ソケット

部品

  • 廃油ボックス
    (4L程度)
  • オイル:カストロール 10W-50
    (5L程度)
  • ドレンプラグガスケット:PIAA DP21
  • オイルフィルター:ボッシュ P4026

オイル抜き

オイルを抜きます。

オイルドレンボルトはエンジンの前方右側についています。

ドレンボルトの下に、廃油ボックスを準備してボルトを取ります。

24㎜ソケットか、15/16インチサイズのソケットが合います。

じんわり緩むのではなく、急激に緩むので手などをぶつけないように、軍手や長袖で作業するようにしましょう。
またボルトの頭の高さが低い為、しっかりとソケットを押し当てるようにしましょう。

ドレンボルトを取りました。

そこそこの勢いでオイルが出てきます。

オイルが滴下するまで30分程度は放置しましょう。

フィルター(エレメント)交換

オイルの滴下を待っている間にオイルフィルターの交換を行います。

フィルターの交換のために、フロントグリルを外しましょう。
ねじ数本で止まっているだけです。

フィルターはオイル交換2回に1回行います。
フィルターは、ホーンの横あたりに付いています。

オイルフィルター用のレンチがあればそのままフィルターを外すことができます。

しかし、筆者はベルトレンチしかないので、イグニッションコイルを外します。

イグニッションコイルはボルト3本で止まっています。

イグニッションコイルのボルトも急激に緩むので手などをぶつけないように、軍手や長袖で作業するようにしましょう。

イグニッションコイルを外したら、横にずらしてよけておきます。

隙間からベルトレンチを入れて、フィルターを緩めます。
狭いのですごくやりずらいです。

フィルターが取れました。

ねじが飛び出ている場所がフィルターを取り付けるネジです。

また、その上のボルト穴2個と、右上のボルト穴がイグニッションコイルのボルト穴です。4

新しいフィルターを取り付けます。

フィルターは『BOSCH P4026』です。
『BOSCH OF-MIN-3や0451104026』も同じ商品です。

ちなみにフィルターレンチを使用する場合のサイズは74㎜の14角です。

フィルターは取り付け前に、パッキン部分に新しいエンジンオイルを軽く塗っておきます。

フィルターの取り付けトルクは、オイルフィルターレンチがある場合は15Nm。

筆者は持っていません。
その場合はフィルターを締め込み、パッキンがエンジンに当たってから(少し回転が重くなってから)、さらに1/2回転締め込みます。

オイル入れ

フィルター交換をしている間にオイルの滴下が止まったので、オイルを入れていきたいと思います。

まずは、ドレンボルトのパッキンを交換します。

ミニのドレンボルトのパッキンは銅ワッシャーで、締め付け時にワッシャーが潰れることでパッキンの役割をしています。

同等品が『PIAA DP21』というパッキンです。

パッキンは毎回交換しましょう。 再利用はオイル漏れの原因になる可能性があります。

パッキンを付け替えたら、ドレンボルトを締め込みます。

締め込みトルクは35Nmです。

それではオイルを入れていきます。

オイルは『Castrol EDGE RS 10W-50』を使用します。

次回以降15W-50あたりに変えようかなと思っています。
(アメ車2台との共用を考えGULF BLAZE 15W-50)

オイル量はフィルター交換なしの場合は4.5Lほど。

フィルター交換ありで4.8Lほどになります。

確認

オイルを入れ終わったら、エンジンをかけます。

3分ほどエンジンをかけておきましょう。

また、その時にドレンボルトとフィルター周辺からオイル漏れがないかも確認します。

エンジンをかけたままチェックする場合は手入れないようにしましょう。

漏れがなければ、エンジンを切ります。

1分ほどしたら、オイルゲージをチェックします。

新しいオイルはきれいなので分かりにくいですが、MINとMAXの間のMAX寄りの位置まで入っていればOKです。

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